今年で3回目となる「Cambodia Digista Teens(カンボジア デジスタ・ティーンズ)」。2016年もソーシャルコンパスの中村が審査員として参加させていただきました!
そもそもデジスタとは、NHKの番組「ABUデジスタ・ティーンズ」から始まったプロジェクト。アジア各国の若者たちが楽しみながら映像を制作し、デジタル時代の新たなメディア・リテラシーを学んでもらうことを目的とした企画です。しかし、残念ながら、「ABUデジスタ・ティーンズ」は2015年で企画が終了してしまいました。(サイト:http://www.nhk.or.jp/abu-digista/index_j.html)
ですが、カンボジアではその後もアニメーションに関心をもつ若者が多く、カンボジアの情報省が主体となってイベントを継続的に実施。
今回のテーマは「環境」!!
9月24日に行われた作品のスクリーニングでは、高校生〜大学生から成る10組のグループが参加してくれました。どの作品も学生たちが絵コンテから音楽の演出まで、すべてをプロデュース!!アニメーションは2Dが9組、ストップモーションアニメーションが1組で、圧倒的に2Dアニメーションが人気を博しました。なかでも2Dの作品は、背景やキャラクター、配色、ストーリー、アニメーションの細かさにおいて、昨年よりもずば抜けてクオリティーが高く、カンボジアの若者の才能が輝く作品ばかりでした。
作品のなかには、ゴミ問題や水質汚染などをテーマに、ゴミのお化けが生まれたり、吐き捨てたチューインガムで自分自身が報いを受けたりと、ユーモア溢れるストーリーが多く見られました。アニメーションの学校が少ないカンボジアですが、若者たちのアニメーションに対する情熱や技術力の高さを改めて感じた一日でした。
今後も魅力的な作品が生まれることを期待したいと思います!
カンボジア デジスタ・ティーンズのFacebook
https://www.facebook.com/Cambodia-Digista-Teens-674397435998498/
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