NGO-KIZUNA プノンペン教員養成校アルムナイ会議


日本財団の助成事業で、カンボジアのNGO-KIZUNAが主催するプノンペン教員養成校アルムナイのイベント向けの、アニメーション映像・記録映像を作成させて頂きました。
このイベントは、カンボジアにおける地方教育の質向上に向けて2008年から2016年のプノンペン教員養成校の卒業者(アルムナイ)である現役教員500名がコッコン州に集まり、地方教員としての経験を踏まえ、ビジョン・ミッション・ゴールについての協議を行うものでした。


この難しいテーマの理解を促進するために、アニメーション教材を使用するという画期的な試みは、NGO-KIZUNAの代表で、カンボジア伝統医療クルクメールの第一人者でもある高田先生のアイデアです。


我々は高田先生とともに、南はコッコン、北はラタナキリとカンボジアを横断する撮影ロケに走り回りました。幾人もの地方の若い教員へのインタビューや、荒れ狂う海を越え南の島のモデル校への取材など、なかなか刺激的な撮影旅行をさせて頂きました。
おかげで最初は表情の硬かった教員の先生方も、教員養成校の校長先生が出題する問題の答えには大爆笑してくれました。
我々SocialCompasssにとって目指すべき、面白くて楽しい教材づくりの糸口を感じることができました。

そしてアニメーションだけではなく、着ぐるみワッティーにも登場してもらいみんなでクメール体操をするなどのレクリエーションなども行いました。
SocialCompassとしても、映像制作だけではなくイベント運営にも大きく関わらせて頂き、今後の可能性を感じました。今後も映像を使ったイベント運営など、活躍の場を広げていけたらと思います。