500名を超える方に来場頂き、110袋のゴミを集めて、ECO・City・Projectのイベントが終了しました!
ECO・City・Project とは、カンボジアの人たちにゴミ及び環境問題を提起、意識してもらうためのプロジェクトです。今回のイベント開催場所はJICAが作った巨大な地下貯水施設。この施設があることにより、プノンペン市内の洪水は大きく軽減されました。しかし、問題になっているのはゴミのポイ捨て。せっかく良い施設を作っても、ゴミが詰まってしまうと上手く作動しません。また、ポイ捨てされたゴミによって環境汚染が進んでいることも大きな問題です。
JICAと一緒に行った内容は盛りだくさん。
①来場者が絵を描く→自分の描いた絵が地下の貯水施設の中で投影される、プロジェクションマッピングを用いた環境教育動画の中で登場する→注目してきちんと動画を見てもらえる→動画を通して、プノンペンでは今なにが起きていて、何が問題なのか気付いてもらう→今なにが自分にできることなのか考えてもらう
②ゴミ拾い運動
③水・環境問題を取り扱っている協賛企業ブース設置、それぞれの仕組み紹介
-リサイクル業者さん
-汚泥から肥料を作る業者さん
-浄水システムの業者さん
-JICAの作った施設の果す役割
このようなインフラ施設内で教育の為のプロジェクションマッピングを行うのは前代未聞の取り組み。このイベントの為に日本からアーティストの本宮曜さんも来カンボジアして下さいました。
もちろん、われらがワッティーも登場。子どもたちと一緒に学習したり、お絵かき、ゴミ拾いを行いました。そして、スペシャルゲスト、アーティストの倉木麻衣さんも子ども達と一緒にこのイベントに参加して下さいました!
今回の成果は
①近くにいた物売りのおばちゃんが、ポイ捨てをする子どもに注意をするようになったこと
②参加した施設が環境授業に取り組み始めたこと
③参加者がゴミ拾い活動グループを作り、さっそくこの土曜日からゴミ拾いを始めたこと
このように参加した人たちがそれぞれ具体的に活動に取り組んでくれていることは、本当にうれしいことです。 今回イベントとして行いましたが、このイベントはカンボジアにおけるゴミ問題、環境問題への取り組みの始まりでしかありません。これからも多くの人たちと一緒に問題に取り組み続けたいと思います。
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