ミャンマー視察

代表の中村英誉です。
SocialCompassメンバーの中村・貝塚・青木の三人で、9月8日~11日まで、ミャンマーのヤンゴン視察に行ってきました。
個人的にも初のミャンマーです。カンボジアと並んで、ここ数年ミャンマーの発展は目覚しいものがあるとお聞きしていましたが、その一方国内では民族紛争なども起こり、発展が進んでいるとはいえ問題が色々あるということも確かなようです。
今回はJICA・国際交流基金・日本財団などへお伺いさせて頂いたり、シェムリアップのアートスクール『SmallArtSchool』のご紹介でヤンゴンにあるフリーアートスクール『NewZero』さんへお邪魔させて頂きました。ちょうど生徒の展覧会を行なっており、とてもいいタイミングでお伺いできたと思います。
NewZeroの代表のアーティスト・AyeKoさんと彼を囲むアーティストたちはまるで幕末の志士のようでした。ミャンマーにおいての『アート』と『政治的な発信』はとても近いところに位置していて、カンボジアはもちろんのこと西洋や日本とも違う『アート』を感じることができました。そして、我々SocialCompassの活動をプレゼンテーションする機会も頂き、30人ほどのミャンマー人の学生・芸術家・ジャーナリストの前で話させて頂きました。近いうちに、彼らとアニメーションを作る機会も作れそうな気がしています。
それ以外にも、国際交流基金が運営に関わっているミャンマー映画祭や、漆のアーティストが日本や世界からから集まるカンファレンスイベントなどへもお伺いさせて頂いた。
そして、今回ミャンマーへ訪れて一番驚いたことはコレ!!!
まるで我々がプロデュースし、月刊誌プノンで連載している『プノンさん』そのままの姿である!
これは日系フリーペーパーで連載されている『それゆけ☆ターニャ!!!』。ミャンマーの日常のあるあるネタを取り上げるというコンセプトも同じである。
この漫画を描いているのは、ヤンゴンでお土産屋さんを運営する新谷夢さん。
ヤンゴン中心部にあるボージョーマーケットにお店を構え、お土産やクッキービジネスを展開しています。
それだけに留まらず、京都精華大学漫画学科から先生を招き、漫画のワークショップを開催しており、将来的にはミャンマーでマンガスクールを開きたいというということでした。
ご本人にお聞きしたところ『ターニャ』はミャンマーの名物・黒糖の精霊。すでに、着ぐるみまであるようです。まさに、『ワッティー』と同じ!
ぜひ、いつかワッティーとコラボしてほしいです!
そして、数多くの活動をミャンマーで行っている日本財団。田舎で学校建設や、ハンセン病患者の支援をされています。中でもミャンマー語の漫画発行をされていることには驚きました。ミャンマーの偉人を題材にした漫画をつくり、学校に配布しているそうです。
その漫画を描いたアーティストWa Loneさんと、偶然にも国際交流基金が運営するジャパンカルチャーハウスでお会いすることができました。アーティスト活動と共に、漫画の制作やアニメーションアドも作っているようです。
ミャンマーにも、色々とクリエイティブでオモシロイことがたくさんありそうです。